2014年8月27日水曜日

日々のコト:羽黒山散歩

【散歩:2014年8月27日
 
羽黒山五重塔




























羽黒山。 

庄内には何度もお邪魔しているのですが、
なかなか観光をする時間がない...ということで、
たまたま時間が出来たので連れて行って頂きました!!
 

午歳の今年(平成26年)は、羽黒山の御縁年
特別企画として、出羽三山の開祖である蜂子皇子はちこのおうじの御尊像が

はじめて公開されています!!
1874年に堂の奥深くに仕舞われて以来、開帳は約140年ぶりで、
恐らく今後も開帳されることはないと言われています。



そんな貴重な御尊像を拝観することが出来ました。

写真NGでしたので、こちらをご参照下さい。
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出羽三山の開祖と伝えられる蜂子皇子は、

五穀の種子を出羽の国に伝え、人々に農耕を教え、産業を興し、
治病の方法を教え、人々のあらゆる苦悩を救うなど、幾多の功徳を残されたそうです。
蜂子皇子の御姿は御顔がみにくく、異様な御姿であったと伝えられていますが、
これは人々の苦悩を一身に引き受けたからだとも言われています。

今回、幻とも言われた御尊像のご開帳は
東日本大震災の復興への思いからとのことです。
出羽三山神社では、日々、震災復興が祈り続けられています。
出羽三山は信仰区域が関東以北ということもあり、
震災直後から青森、岩手、宮城、福島、茨城などから、

何千人という方が羽黒山へ来ているそうです。
かつて民衆に手を差しのべ救って下さった開祖蜂子皇子に
全国の皆さんにも祈って頂きたいと御尊像を公開することとなったそうです。
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参道や石段、あちこちに見かける「岩手」や東北各地の地名に、嬉しくなると共に
遥か昔から、遠路はるばる参拝に来た人々のその深い信仰を感じました。



さて、この日はちょうど山伏修行体験が行われていました!
毎回、多数の参加者がいらっしゃるそう。
 
 











で、実は...ここの石段が、楽しいのです。
羽黒山の石段は2446段。
その途中には、絵や字などの形が33、彫られているのです。

当時の職人たちが遊び心で彫ったものらしく、
(黙々と作業していては、やっぱり疲れちゃいますよね!)

全部見つければ願い事がかなうとか...!!













なんだか、可愛らしい!
今回は全部は歩いていないので...今度は全部歩いて見つけてみたいと思います♪

*ちなみに、毎年秋に石段マラソン(今年は10月20日)が開催されています!!
ぜひ、鍛えてご参加を...♪














さらに、こちらは羽黒山の赤土
この弱酸性の赤土が羽黒の銘産を生み出しているらしいのです。

そのお話はまた今度...。


みどりいっぱい、マイナスイオンいっぱいー!!
庄内おばこさん、
美味しい楽しいお散歩、ありがとうございました♪