2013年4月27日土曜日

食べモノのコト:野田村・のだ塩をつかったさば飯

岩手県野田村産:のだ塩】 *さばは青森の八戸漁港水揚げ使用。


 












おかわり続出!!
2合あたり半身のさばが入っているのでとっても贅沢〜☆

炊飯前にさばの身を入れ、ご飯と一緒に
ふっくらとした身に炊かれています!
それを...一気にほぐします!!

さばは、のだ塩でしっかり保水され、
長時間の加熱でもパサパサせず、しっとりとした柔らかい食感

とにかく...美味しいのです。
2升だったかな...??
あっという間に完食となりました〜!


料理: 2013/4/26 LIGHT UP NIPPON 東北食べナイト! Vol.2 にて

食べモノのコト:大槌 三浦精肉店のオススメ短角牛・岩手黒毛和牛 

岩手県:短角牛、岩手・黒毛和牛、野田村産山ぶどう】














岩手県・短角牛のカットステーキ 野田村山ぶどうのソース添え、
岩手県・黒毛和牛のカットステーキ 柚子胡椒

牛肉は、大槌・三浦精肉店の三浦さん厳選!!

牛肉と赤ワインの組み合わせは有名ですが、
実は小さいけれど、山ぶどうもぶどう!
脂身が少ない赤身”the 肉!!”という短角牛に、山ぶどうの酸味が相性抜群。

肉の強い味に負けず、旨みを引立て、お肉特有の脂を爽やかに中和してくれます♪
しかも...抗酸化作用を持つポリフェノールがたっぷり!!
これで牛肉のコレステロールも気にならないかも...??笑

今回のソースは”山ぶどうのピューレ”に、オリーブオイルを加えて煮詰め、
ブラックペッパーを振ったもの。
ツンとした酸味が苦手な方にも好まれるソースだと思います♪

こってり系には、あっさり系...で、
黒毛和牛柚子胡椒で頂きました〜☆
この柚子胡椒を、麦香豚のしゃぶしゃぶに使っても
お・い・しーーーーぃっです(>v<)


---豆知識--- 
いわて短角牛(たんかくぎゅう) 

 












短角牛は大自然の野山を駆け回り、のびのびと育つため、
しなやかに引き締まり、赤身中心・脂肪分少なめのお肉になります(^^)
”霜降り肉”とは見た目も食感も対照的

赤身は、アミノ酸がたっぷり。
甘み、うまみ、ほろ苦さ...かみしめるごとに味わいが深まります!
脂肪が少ないので後味はあっさり!
しつこさもなく、胸焼けしにくいようです。
 
料理: 2013/4/26 LIGHT UP NIPPON 東北食べナイト! Vol.2 にて

食べモノのコト:滝沢村・イケメンが育てる麦香豚のしゃぶしゃぶ

岩手県滝沢村産:麦香豚】














お待ちかねのお肉は、まず”麦香豚(ばっこうとん)”をしゃぶしゃぶで。


麦が香る肉...ってなんだか優しい感じがします(^^)
餌に大麦を混ぜて与えることから名付けられた”麦香豚”は 
柔らかな肉質フルーティーな香りが特徴の風味豊かな豚肉!!
 
しゃぶしゃぶにすると、お肉は”ふんわり”、脂身はさっぱり、でもぷるぷるに!!
...これは口に入れたら大変ですっ!!

今回はゴマだれで頂きましたが、
”麦香豚”の旨みが活きるあっさりポン酢柚子胡椒もオススメ(^v^)

”おいしぃ〜!!”の歓声があちこちで上がり、あっという間にしゃぶしゃぶが終わるテーブルもありました!!

覚えて下さい、”麦香豚”。
滝沢村の三浦さんが育てています〜!
 


---豆知識--- 
麦香豚(ばっこうとん)















麦を食べて育てられているので麦香豚。
老化防止に役立つビタミンEが豊富で、

ビタミントン”という名でも呼ばれています。
麦香豚は三浦さんのところのお肉のブランドです。

口溶けの良いやわらかさ、噛む程に甘みが染み出すこのお肉。

薄めの味付けがよく合います。

このお肉を持っている方が生産者さんなのですが...

息が止まる程のイケメン”(滝沢村役場女性職員談。)なのです(^v^)
お顔はそのうち...♪



料理: 2013/4/26 LIGHT UP NIPPON 東北食べナイト! Vol.2 にて

食べモノのコト:滝沢村・岩手山の湧き水育ちのイワナの刺身 クレソン添え 

岩手県滝沢村産:イワナ、クレソン














川魚特有の臭みがなく刺身で食べられる岩魚と、
その岩魚が育つ清流で穫れた旬の“クレソン”!
 
岩魚の刺身には、皆ビックリ!!
”正直、川魚には興味がなかった”という海が大好き、

自身も潜って魚を獲るLIGHT UP NIPPONの代表の高田さん。
しかし、今回の岩魚の刺身で、見方が変わった...そうです。

岩魚に添えられたクレソンにも、
大絶賛
”取り寄せたい!!”という声が多数寄せられました。

美味しいものに囲まれると自然と会話が弾みます♪
LIGHT UP NIPPON 東北食べナイト!、楽しい会です!



料理: 2013/4/26 LIGHT UP NIPPON 東北食べナイト! Vol.2 にて

食べモノのコト:西和賀町名物ビスケットの天ぷら、ばっけの天ぷら

岩手県 郷土料理














【 ビスケットの天ぷら】
甘い〜』という声が上がりましたが...
その名の通り!!
ビスケットに衣をつけて天ぷらにしたものですので...甘いです。
でも、こちら、天ぷらを食べる時のように塩をちょっとつけて
食べると...あら不思議。
なんだか別の食べ物になります♪

ビスケットの天ぷらというと、”西和賀町”が有名ですが、

県内のいくつかの地域で昔から食べられている”おやつ”です。
食糧不足だった次代、少しでもボリュームを出して食べる為にと、
米粉を使った衣で揚げたのが始まりと言われています。
小麦粉ではなく米粉で揚げるので、時間がたっても固くならず、
2〜3日は”もっちり”食感が味わえます。
冠婚葬祭で人が集まる時や、農繁期のおやつ等に重宝されていました。


最近はB級グルメとしてメディアで取り上げられ、イベントに出店されていたり、
地元の道の駅に並べられていますので、見かけたら是非お試し下さい♪

尚...今回はデザートが他にあった為、
小さめのビスケットを使用しましたが、
通常は”かあさんケット”というビスケットを使ったもっと大きいものです☆


【 ばっけの天ぷら】
 













東北地方ではふきのとう(蕗の薹)のことを、 ばっけ”と呼びます。
(ばんけ、ばっきゃ等も同じ意味)
”ばっけ味噌” と言うと聞いたことがあるかもしれません。
これは”ふき味噌”のことです(^^)

長い冬の終わり、雪解けと共に顔を覗かせる蕗の薹は、
まさしく春を告げる象徴!待ち遠しい存在です。

今回は、今年最後のばっけが入手出来たので、一緒に天ぷらにして頂きました!!
蕾が開く前のものが柔らかく美味しいとされています。
*写真のものは、ギリギリ...かな?



料理: 2013/4/26 LIGHT UP NIPPON 東北食べナイト! Vol.2 にて

食べモノのコト:凍み大根の煮物

岩手県産:凍み大根、鶏もも肉















こちらは、ただの煮物ではありません!!
凍み大根”という、極寒地域の伝統的な保存食を使った煮物で、

乾燥したヘチマのような大根をじっくり、
丁寧に時間をかけて優しく水分を戻すことが
凝縮された旨みを余すことなく味わえます。
昔、田植えの時期の昼食は、
冬の間に作っておいた“凍み大根”とおむすびが定番だったそうです!

”凍み大根”は、水を含ませたスポンジのよう。
噛んだとたん、凝縮された大根の甘みと煮汁の旨みが

口中じゅわ〜っ解き放たれます!!

今回は、人参、しいたけ、こんにゃくの他、
岩手県産の鶏肉が入り、旨みたっぷりの煮物となりました(^^)



---豆知識--- 
凍み大根(しみだいこん)














ALL手仕事!!
大根を熱湯で茹でて紐を通し、
真冬に寒風の当たる軒下等に干して作ります。
*イメージとしては
高野豆腐(凍り豆腐・凍み豆腐)の大根版で、同じ製法の保存食です!!

夜、気温が氷点下となると大根が凍り、
日中は太陽を浴びて解凍する…このサイクルを繰り返すことで
大根のもつ旨味栄養がじっくりと凝縮。

1ヶ月半~2ヶ月かけて乾燥させることで、
甘味を徐々に増すという、超スローな食材です(^^)

この時期、岩手県北の道の駅に行くと
色々なサイズの凍み大根が販売されています〜!
乾物ですので
、使う際には戻し過ぎにご注意下さい♪

   

料理: 2013/4/26 LIGHT UP NIPPON 東北食べナイト! Vol.2 にて

2013年4月26日金曜日

食べモノのコト:わさびとなめこのめかぶ和え  

岩手県大槌産:わさび、なめこ、めかぶ】 ★三浦さんの手作りお惣菜















大槌町唯一の精肉店・三浦精肉店さんの三浦社長が
自ら作って下さったお惣菜!!

大槌は海産物だけではなく”わさび”も特産の一つです。
*実は岩手県は畑わさびの出荷量が全国1位!!

なめことめかぶのねばねばつるつるコンビに、 
爽やかなわさびが食欲をそそります♪
ご飯にかけても美味しいと思います〜。

お肉のお願いにお伺いした際、少しだけお惣菜の話をし、
『急なので、次の開催で...』なんてお話をしていたのですが、
 
なんと、ばっちりお惣菜まで作って下さいました(><)

美味しく頂きましたっ!
三浦さん、本当に御馳走さまでした〜!!

料理: 2013/4/26 LIGHT UP NIPPON 東北食べナイト! Vol.2 にて


LIGHT UP NIPPON 東北食べナイト! Vol.2 岩手

4月26日(金) 、
東北食べナイト!Vol.2 岩手が開催されました。
前回の”わかめづくし”に対し、今回のお題は””ということで、
岩手県産鶏・豚・牛!!
その他、岩手の食材と、郷土料理を楽しめるかたちのお食事をご用意しました!

飲み物は、
岩手=LIGHT UP NIPPONでお世話になっている、ベアレン醸造所さん!!
Hanabeerを取り寄せました。
また、当日会場にも駆けつけて下さった滝沢村の役場職員のお二人が、
2日前に新発売となったばかりの滝沢村の芋で作った”芋焼酎・馬芋ん”を
ご持参下さいました!!


GWの直前の金曜にお集り頂きましたみなさま、
本当にありがとうございました。

当日の献立  
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凍み大根の煮物 
大槌の郷土料理 わさびとめかぶの和え物
・滝沢村 岩手山の湧き水育ちのイワナの刺身 クレソン添え 
西和賀町名物 ビスケットの天ぷら、ばっけ(ふきのとう)の天ぷら 
・大槌 三浦精肉店のオススメ肉  
    短角牛サイコロステーキ 野田村の山ぶどうソースがけ
    岩手牛カットステーキ 柚子胡椒
・滝沢村 イケメンが育てる麦香豚のしゃぶしゃぶ

・野田村のさば飯  
ひっつみ 
・野田村の山ぶどうを使用した”マカロンヴィオレット” 
・滝沢村 新発売の芋焼酎“馬芋ん”
・Hanabeer
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*郷土料理











2013年4月18日木曜日

産地のコト:角掛養魚場 1

岩手県滝沢村 角掛徹さん】 2013年4月18日訪問

 

滝沢村の奥の奥にある、
岩魚の養殖を行う角掛養魚場
訪問した日はあいにくの雨でしたが、養魚場に流れる水は濁ることなく、澄み渡っていました。

ここでは、通常は川から水をひくところ、
岩手山の伏流水を使って養殖を行っています。
その為、外気温に左右されることなく年間を通して水温が8~10度に保たれ、冷水で身が引き締まった質の高い岩魚になります。

まだ生後1ヶ月程の稚魚から、3ヶ月、1年...5年ものと、仕切られて養殖されていますので成長過程がよく解ります。




塩焼きや薫製としてよく目にするものは1〜2年もの。
お刺身にすると鯛と間違えるような美しさの岩魚は5年もの(鯉よりも大きい!!)。
(*岩魚の天然ものは寄生虫の危険性が高く、刺身で食べられるものは養殖ものです。)

手のひらよりも小さかったものが、こんなに大きくなるのか!!と感動しながら、
有り難く頂かなければ、という想いを改めて感じました。

川魚のお刺身は、美味しい...というイメージが無かったのですが、
(そもそも、食べられるのか...?と...)清流育ちの岩魚は、文句無しの美味しさ!!
驚くことに、本当に臭みが全くないのです!!
脂ののりもよく、鯛にも似た食感。
更に、添えられていたクレソンも、とても良いのです。

水の綺麗な所にしか生息出来ないクレソンにとっても、ここは極楽
立派な茎肉厚の葉のクレソンが群生しています!!

同じ水、空気で育ったものは、不思議な”調和”が感じられ、
より一層美味しく感じられます。

ごちそうさまでした!

養魚場には、ふきのとう、行者大蒜、ミズ、あけび、椎茸...
季節毎、様々な植物が顔を出します。

ここは雨の日でも、気持ちよい空気の流れる場所です。